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誘因、忌避、フェロモン geraniol [昆虫]

さて、「なんでゼラニウムがそんなに好きなの?」と、
カミキリムシさんに聞いても答えてはくれませんので調べてみました。


ゼラニウムの成分にゲラニオール (geraniol) というものがあるらしく、
色々あるようですが・・・

そのゲラ・ですが、これはバラにも含まれているので、
ローズゼラニウムということで大体一致しているようです。

これまた異論が色々ですが、蚊を寄せ付けないという作用があるようです。
dumbo的には、蚊には頭に一滴ハッカが最強、と思っておりますが、
自分の眼もショボショボするのが難点ですね、笑


報告を探ってみると、ゲラ・・はダニのフェロモンの一種らしいです。
これは未成熟のメスがオスを寄せ付けないために出すので忌避させるのです。
EnvIron. Entomol. 5, 133-138. からでしょうか?


ではなぜゼラニウムにカミキリムシさんが・・・
植物防疫 第63巻 第12号(2009 年)によると、
誘引剤として昆虫トラップに使用されているのです。

他の虫では誘因剤として作用するのです、面白いですね。


さらに、ビールのホップの香りとしても有名らしいのです、
The Japanese journal of taste and smell research 21(3):2014.12 p.463-466.からです。


飲み残しのビールの缶を置いておくと朝には昆虫が入っているかもしれません???
ご用心を・・・
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ガジ、ガジ [昆虫]

ん、なんか枝が折れている。
台風か?
と思ったら、


カミキリムシ11.JPG
ローズゼラニウム?でしたでしょうか。

いたるところ噛み切って、折って。
カミキリムシ12.JPG
別の角度です。

1日でほとんどの枝が・・・
一匹でも、すごい威力です。
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カミキリムシ [昆虫]

なんというカミキリムシでしたでしょうか?
カミキリムシ.JPG
毎年、この時期に出てきます。
このかたは小さめですので斑点が微妙になっています。
体が大きいときれいな?点ですね。


街路樹のプラタナスの幹から、
カミキリムシ01.JPG
多分こんな感じの穴でしょうか。


昆虫は好きなのですが、木はたいへんなのでしょう、
穴から腐って弱ってしまって・・・伐採されてしまうのです。
この幹にもテープが貼られていましたので近いうちにきられるのでしょう。


うーん、可哀そう?
プラタナスの花言葉が好きなもので。
(別に自分がそうだではなく、あやかりたいということです、笑)
折れて人や車に当たっては大変ということなのでしょう。

それはおいておいて、


やはりマクロで、
カミキリムシ02.JPG
すごい複眼です。
周囲の眼(一つ一つ)がガタガタとしているのです。
はみ出ているところはどういう風に見えているのでしょうか???、不思議でたまりません。
個々の複眼の大きさは一緒でしょうから、体の大きさで数が変化するのでしょうか?
気になるところですが・・・

手持ちですから甘い画像でした。


お久しぶりですね。
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ヤゴの心臓 (昆虫の心臓) [昆虫]

昔のビデオを見ていて発見しました。
以前は、GIFでしたので、今日はビデオです。


同じ映像ですみませんが、こちらの方がよくわかるでしょうか?

生きていますよね。ドクドクって。
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顔? [昆虫]

名称未設定 1.jpg
こんな顔、

名称未設定 55.jpg
これも?

P1130413.jpg
個性的ですよね。

近くにいた虫達の顔でした。
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トンボの分類 [昆虫]

池を見ていると、もうすでにトンボが飛んでいます。
さらに産卵まで・・・時間のたつのは早いですね。
トンボ0000.jpg
ちゃっぽりと水に浸かって、お母さんはたいへんです。

トンボ0001.jpg
場所を変えてまた産み付けていました。
トンボ0002.jpg
付けるというよりは、差し込むということのようです。


以前、ヤゴの分類をしましたので、
今日は、成虫の分類を簡単にしてみましょう。
トンボ分類.png
分類は頭の形と、翅にある、三角あるいは四角の部屋でおおまかに分類できるようです。

黄色と黒のしましまには、サナエトンボ科にもあるのですが、
左右の眼が接しているので、
産卵している上の写真のトンボさんは、ヤンマ科ということがすぐにわかりますね。

胸に黒いすじがありますので?以前ご登場いただいたクロスジギンヤンマさんでしょうか?
以前の方はオスですが、こちらはメスということのようです。

以前とは全然違う場所なのですが、結構見かけるみたいですね。

分類は、『小学館、学習百科図鑑2、昆虫の図鑑』がわかりやすいでしょうか?
webでは、前にもご紹介しましたが、神戸のトンボさんがわかりやすいのですが、こちらは現在改装中のようです。
大幅な更新ということですから、期待できそうですね。ワクワク
タグ:トンボ 分類

蚊、カ、Mosquito [昆虫]

P1140679__.jpg
ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)です。
この後、結構痒かったです。

こちらでもちょっと登場しました。


さて、蚊についてはいろいろなことがわかっていてお話が沢山になってしまうので、
トピック的なところを少しだけにしておきましょう。


こんな、小さなカですが、頭部はセンサーの塊みたいなところがあります。
炭酸ガス、臭い、温度、音ですね。
どれも血を吸うという行為に特化した素晴らしい?感覚器官達です。


温度センサーは、血を吸う針?口の部分の小さな毛(sensory hair)の付け根にあり、TRPA1という受容体がその元とのことです。
Parasit Vectors. 2011 Jan 27;4:10.からです。

このTRPA(transient receptor potential Ankyrin)は、TRPチャンネルの仲間?で、
一連のセンサータンパクの一種です。
生化学 第81巻 第11号,pp.962―983,2009、からです。

TRPのセンサー機能は温度,機械刺激,浸透圧,痛み,フェロモン,酸・塩基,酸化ストレスや刺激性化学物質などをつかさどり、
刺激によって、イオンを透過するという作用があるようです。

蚊では、血を吸うところの温度を感知して(要するにあったかいところ)チクリっとするわけですね。


では、遠くからどうやって血の主を探すかですが、
それには触覚にある、炭酸ガスや、臭いセンサーがかかわるようです。
Proceedings of the National Academy of Sciences 108(32):12987-95 · August 2011、からです。

炭酸ガスセンサーはそれほどでもないのですが、臭いセンサーは変わっていて、
脊椎動物で色々なレセプターとして有名なGタンパク(Gタンパク共役受容体(GPCR)等々)ではなく、
個別に進化したらしいです。
ORNs (olfactory receptor neurons)と呼ばれる受容体細胞上にあるのですが構成が違っているとのことです。

温度センサーはだいたい一緒なのに、なぜっ?て感じなのですが、そういうことのようです。

やはり生物って一筋なわにはいかないのです。

虱、シラミ、Dog Lice、Cat Lice、ライス? [昆虫]

ついでですので、シラミについてもお話しておきましょう。

シラミ.jpg
アタマジラミ(Pediculus capitis)ですね。

この方は動物(ペットなど)から感染するのではなく、完全に人から人らしいです。
(宿主選択性(host selection)が高いらしいです)
昆虫ですが、サナギはなさそうなので、不完全変態ということでしょうか。

たまごは、
シラミ卵.jpg
な感じに固い殻に覆われて、髪の毛についています。(写真は孵化後ですね)

退治法は色々なところで解説されていますので、いまさらですが、
成虫の殺虫と、卵の除去ですね。


ペットにもシラミはいるのですが、上の写真の方とは異なります。
ペットショップ等で駆虫されるので、あまり目にすることはなく、残念ですがお写真はありません。
(のらちゃんにはいるかもしれませんね)

イヌジラミ(Linognathus setosus)は良く似ているのですが、もうちょっとずんぐりしているでしょうか?、
そうそうイヌジラミには目がありません。

ネコハジラミ(Feticola subrostratus)は頭の形が大きく、白アリの兵隊さんみたいです。
いぬにも、イヌハジラミ(Trichodectes canis)がいます。

家屋審虫 29(1): 69 〜80,2007 年 6 月、に見わけ方がありました。


シラミといえば結構、ハトにいるのです。
野生のハトを見かけるとどっさりついていることがあるのでびっくりしますね。
もちろん人にはうつらないでしょうが・・・

ですが、今までのお話からすると絶対とは言い切れません???

ということで、
衞生動物 31(2), 135, 1980-06-15、に Heterodoxus spiniger のヒト寄生例についての報告がありました。
これは、イヌハジラミでも珍しい種類で、たまたまかもしれないとのことです。


9/15追加)皮膚病診療 :31(8)'906~ 913,2000、に
ピレスロイド系のフェノトリン(スミスリン)抵抗性アタマジラミのお話がありました。
シラミも進化するということでしょうか?

ノミ、蚤、再び [昆虫]

お話をしていないようでしたので、補足です。

写真も新しくしておきましょう?
ネコノミ.jpg
全体像の写真です。

ネコノミ頭部.jpg
頭部の写真です。


ノミについて前にもご紹介しましたが、今日はどういう生活を送っているかについてです。

ノミの生活を、図示すると下のような感じですね。
ノミ00.jpg
昆虫ですから、卵→幼虫→サナギ→成虫となります。

ふだん目にするノミは、ネコノミ(Ctenocephalides felis)とイヌノミ(Ctenocephalides canis)がいるのですが、
ほとんどがネコノミです。
前にも書きましたが、人にもつくことがあるのでちょっと厄介者です。

ほとんどがネコなどの動物に寄生するのですが、卵や幼虫は周りの環境に潜伏しますので、
残念ですが、動物についている成虫を駆虫するだけではなかなかいなくなりません。
(成虫が生んだ卵が孵化しないようなお薬もありますが・・・)

家で飼われている方は、
部屋の掃除や、○ルサンなどの燻蒸剤(ゴキブリ用ではなく、ダニ・ノミ用でないといけません)で退治しないと、
いけませんね。
なかなかしつこいムシなのでした。

今日は、見ない方が・・・ クロゴキブリ Periplaneta fuliginosa [昆虫]

またまた、横道にそれて、すみません。


コメントのお答えで、ゴキ・・・と回答して気になったので写真を見まわしてみました、


この方には、耳はあるのでしょうか?
ゴキブリ11.gif
普通は足の関節なので、探したのですが・・・


すごく気になったのが、触角の付け根ですが?
ゴキブリ02.gif
ジョンストン器官(Johnston's organ)があるのかと思ったら、いやぁすごい触角の付け根ですね。
どうやら可動膜と呼ばれる、膜のようです。


ゴキブリさんは感覚のほとんどを触角から感知しているそうだそうで、すごい触角です。
近づいてみるとさらにすごいですね。



耳についての報告ではありませんが、

ゴキブリの眼は暗闇でも光を感知するらしいです。
なんと、光子1個?でも感知できるとのことです。
(10秒の長時間露光とのことで、とてもゆっくり?とした画像かもしれませんが)
Cockroaches Accumulate Light to See in the Dark、Scientific American からです。
ゴキブリは眼が悪いってきいたことがあるのですが、そうではなさそうですね。


さらにすごいことに、目を再生するとのことです。
J. Embryol. exp. Morph. 76, 9-25 (1983)、からです。
ワモンゴキブリの幼虫についての報告ですが、何ともすごい生き物ですね。


8/31追加)
Journal of Experimental Biology 1994 193: 13-47;
によると、ゴキブリの耳は、前足の第2節?付け根あたりにある気門の中にあるそうです。
どうりで、表面からは見えないわけですね。
(小さい穴があいているだけということ)