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太陽虫はお仲間いっぱい アカントキスティス Acanthocystis [肉質虫]

太陽虫の仲間は結構沢山いてよく調べられています。
以前、微小管配置が異なっているとお話いたしましたが、光学顕微鏡では見えませんので分類の役には立ちません。
そこで先人たちは細胞の形状による分類を行っています。
もちろんDNA等による分類とちぐはぐな点が出ているようですが、名前を知りたいときには役立ちます。
アカントキスティス2.jpg
アカントキスティス(Acanthocystis)と呼ばれる種類の太陽虫です。
細胞の表面の層をなしている部分に珪物質のスケール(scale)と呼ばれる、うろこ状のものがあります。
よくみると短か目の棘があるとお分かりになると思いますが、こちらも放射状スケールと呼ばれるうろこです。
電子顕微鏡で見ると放射状スケールの形はユニークなのですがお見せできないのが残念です。
最後に、いちばん長いものが軸足と呼ばれる足になります。

ざっと分類表を作成しておきます。
外周 鞭毛 微小管配置 その他
Ciliophrys,Dimorpha,Tetradimorpha 収縮胞孤立 1,2,4(遊泳型) 三角,5点形
Actinophrys アクチノフリス.jpg
Actinosphaerium
収縮胞孤立,収縮胞が周囲を囲む 2重コイル
Clathrulina
Hedriocystis ヘドリオキスティス.jpg
網状の殻の中央に穴,殻の先端に穴 2(遊泳型) 5点形
Acanthocystis アカントキスティス2.jpg 放射状型と小型楕円スケール 六角形 スケールは整列している
Raphidiophrys Sphaerastrum Raphidiophrys.jpg 棘型と大型楕円スケール 六角床 スケールは軸足にも及ぶ

表以外に数種記入したいものがあるのですが表からはみ出るので、今日はここまでです。

以下が参考になりますでしょうか
Acta Protozool. (2000) 39: 81 - 97
Acta Protozool. (2000) 39: 99- 115
Acta Protozool. (2001) 40: 3 - 25
スケールについては以下です
J Cell Sci 1988 91:33-39
Acta Protozool. (2014) 53: 313–324
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